はじめに
2023年11月、念願の Ferrari 296 GTS をオーダーしました。
ハイブリッドV6を積むフェラーリとして、革新的でありながらフェラーリらしい美しさと官能性を備えたモデルです。
納車予定はまだ確定していませんが、一般的には2〜3年ほどと言われています。
オーダー内容
外装カラー
選んだのは 75周年記念に関連する特別仕立てのカラー「Rosso F1-75 Opaco(マットレッド)」。
2022年のF1マシン由来の赤で、マット仕上げの質感が296 GTSのシャープなフォルムを際立たせてくれます。
外装に関してはこの特別色以外はカーボンなどは加えず、シンプルに仕上げました。
内装仕様
- ベースカラーはブラック
- 随所に カーボンパーツ を採用し、レーシーな雰囲気を強調
- 快適装備
- ベンチレーションシート
- ヒートシート
- ネックウォーマー
スポーティさを保ちながら、快適性もしっかり確保しました。
その他オプション
- ADAS(先進運転支援システム) を装備し、日常のドライブやロングツーリングでも安心して乗れる仕様にしました。
オーダープロセス
店舗訪問
ディーラーを訪問したのは 2回。
初回で大まかな仕様を決め、2回目で内外装の最終確認を行いました。
フェラーリの3Dコンフィギュレーターを用いて、完成形を画面上で確認する時間は特別な体験でした。
デポジット
デポジットは車両価格の 20%。
これを 1回目と2回目に分けて入金しました。
金額は小さくありませんが、「確かに自分の一台が動き出した」という実感を与えてくれる瞬間でした。
車両価格と納期
車両価格
296 GTS の価格はオプション込みで今回は約5,300万円。
今回の仕様も、特別カラーや快適装備を選んだことで、オプションの総額は1,000万円を超えました。
納期
発注時点では明確な納期は案内されません。
フェラーリでは2−3年待ちは珍しくない話で、需要と供給のバランスを考えるとむしろ標準的な待ち時間とも言えます。
一般的な流れですと生産開始直前にVINが発行され、アプリに登録されます。
その後は、1−2ヶ月以内に製造過程の写真がアプリに登録され、VINが出てから3ヶ月以内に完成し、そこから船に乗って運ばれてきます。
郵送期間も2~3ヶ月かかる模様で、VINが発行されてから6ヶ月から10ヶ月程度で納車となるようです。
まとめ
Ferrari 296 GTS のオーダー体験は、ただクルマを購入するのとは違い、「自分だけの一台を時間をかけて作り上げる」という過程そのものが特別な思い出になります。
- 特別仕立ての「Rosso F1-75 Opaco」カラー
- ブラック×カーボンのレーシーな内装
- 快適装備とADASで日常使いにも対応
- 納期は2〜3年、待つ時間も所有体験の一部
納車までの長い期間も、「いつか乗れる」という期待感が日常を豊かにしてくれます。
その瞬間が訪れるのを今から心待ちにしています。